feedpath がサービス終了するので Google Reader に移行してみた
毎年4月1日は、Web上では色んなネタサイトや嘘情報が氾濫して楽しいですよね。
ただ、企業とかが公式に(嘘じゃない)情報をWeb上で4月1日付けに発表すると、「これもネタなんだろうか」とか誤解してしまうことも多々あります。
ここ二年ほど、メインで使っていたブラウザベースのRSSリーダーfeedpath Rabbit がサービス終了するらしい、と4月1日付けで発表されたんですが、正直「はいはい、エイプリルフールエイプリルフール」とか思ってました。
が、どうもそうではないらしい。
サービス終了は4月30日とのことなので、一ヶ月の間に今後メインで利用するRSSリーダーを検討しないといけませんね。
feedpath Rabbitは正直サービス的に、ずっと迷走気味だった印象がありますが、使い慣れてただけに、残念です。
というわけで、とりあえず試しに feedpath Rabbit に登録しているフィードを Google Reader に全部移行してみました。
RSSリーダー間の登録フィードの移行は、OPML(Outline Processor Markup Language) 形式のファイルをエクスポート/インポートすることで、行います。
OPML ファイルとは
XML 1.0をベースとして記述されたマークアップ言語の一つで、文書のアウトライン構造の情報を異なるOS・環境間で交換可能にするための規格である。
とのことですが、RSSリーダー間のデータのやり取りに絞って考えると、簡単に言えば、XMLで書かれた、URIのリストのようなものみたいです。
feedpath Rabbit に登録しているフィードのリストを XML ファイルとして書き出して、それを Google Reader に読み込ませることで、いちいち各サイトのフィードをひとつずつ手動で登録し直す手間が省ける、ということですね。
1. feedpath Rabbit に登録しているフィードのリストを OPML 形式で書き出す
とりあえず、 feedpath Rabbit に登録しているフィードの一覧を OPML 形式で書き出す必要があります。
feedpath Rabbit にログインして、画面左のメニューの【環境設定】をクリックします。
環境設定画面が表示されるので、「OPML ファイルの出力」という項目の【書き出す】をクリックします。
すると、ファイルダウンロードのダイアログが表示されるので、ローカルの適当な場所に opml.xml を保存します。
ダウンロードした opml.xml を開いて、中を見てみれば、 XML でサイトとフィードのURIが一覧で出力されているのが確認できるかと思います。
2. Google Reader に OPML ファイルをインポートする
さて、続いて移行先である Google Reader 側にログインします。
先ほどダウンロードした OPML ファイルを、 Google Reader 側にインポートするわけです。
ログイン直後の画面の右上に【登録フィードをインポートする】というリンクがあるので、そこをクリックします。
【登録フィードのインポート】という項目があるので、先ほどダウンロードした opml.xml を指定して、【アップロード】ボタンをクリックします。
アップロードが完了すると、登録されたフィードが一覧で確認できます。
せっかく移行したので、ここでついでに全然読まなくなったフィードを削除したり、タグの分類を設定し直したりとか、色々とやってみました。
とりあえず、これで移行は完了です。
で、Google Reader をちょっと使ってみましたが、インターフェイスが昔の feedpath と結構似ていて、かなり使い易い印象です。
このまま Google Reader に落ち着こうかな。
iGoogle とも連携し易いし。
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