2011年5月の読了本まとめ
2011年6月 2日 16:42
鳩笛草 |
宮部みゆき著。 超能力を持った三人の女性が主人公の三編の短編集。 どれも「人とは違う力を持つことの不幸」にスポットを当てている。 先に『クロスファイア』を読んでいたので『燔祭』から『クロスファイア』の流れはテーマとして一貫していたんだなあ、と思った。 あとの二つの作品は『燔祭』とは違って救いがあって読んでて安心した。 5月5日読了。 |
丹波竜 | 兵庫県丹波市で発掘された竜脚類恐竜「丹波竜」発見と発掘のエピソードは、地元ということもあって、読んでいて胸熱だった。 中盤では篠山層群で発掘された古生物の化石の写真をフルカラーで掲載していて、資料としても価値あるかも。 全体的にあっさり目の内容ではあるけど、兵庫県民で古生物好きなら読んどこう。 5月8日読了。 |
アラビアの夜の種族 1 |
古川日出男著。 うわー、面白い。設定がいちいちツボだ。早く続きを読まねば。 5月15日読了。 |
フタバスズキリュウ発掘物語 |
長谷川善和著。 国産としてはトップクラスに有名な海棲爬虫類フタバスズキリュウ発見と発掘の記録。 何もかもが手探りで進んでいたんだなあというのが伝わってきた。 首長竜について、意外とあんまり知らなかったなあと改めて思った。 5月16日読了。 |
家に棲むもの |
小林泰三著。 ホラー短編集。 あっさり目の作品が多く、小林さんのホラー作品としては、意外性がなくてあまり驚きがなかった印象。 ホラー短編集としては同作者の『忌憶』のインパクトが凄かったからなぁ......。 でも表題作『家に棲むもの』と『食性』は良かった。 『お祖父ちゃんの絵』もじわじわきた。 5月19日読了。 |
絶滅した奇妙な動物 2 |
川崎悟司著。 一巻と比べて、マイナーな古生物が増えた分、楽しかった。 新しい本なので、載ってる情報も新しめなのも良い。 3Dメガネで立体視、とか、何故か古生物の大きさ比較のために描かれてる人間のイラストがおしゃれなおねーさんだったり、とかの著者のマイペースっぷりは相変わらずw 5月24日読了。 |
姑獲鳥の夏 |
京極夏彦著。 今まで何度も色んな人に勧められて気になりながらも、分厚さから敬遠していたんだけどついに読んだ。面白かった。 もっと若い頃に読んだらもっと楽しめたかもな。 作品全体を覆う独特の空気が凄く好みだった。 丁寧に張られた伏線から展開していく物語も綺麗にまとまってて良かった。 ただ、伏線が丁寧過ぎて、結構先の展開が部分部分で読めてしまったのが仕方ないけどちょっと残念。 5月27日読了。 |
- 関連するブログ記事
-
スポンサード リンク
- 現在位置
- TOP > 読書 > 2011年5月の読了本まとめ
- 前のブログ記事
- 第二回「HTML5? なにそれおいしいの?」レベルの俺と共に学ぶHTML5勉強会 を開催するよ【6/25(土)神戸・カフーツ】 [2011年5月28日 16:23]
- 次のブログ記事
- SQLite のデータベースを GUI操作できるソフト「PupSQLite」「SQLiteCC3」 [2011年6月 4日 23:33]
コメント(5)
rvvazqi http://paydayloansqdo.com/ online loans same day
zwvqnr http://paydayloanshsp.com/ money mutual
rpkuue http://paydayloansrne.com/ payday loans
bfklut http://paydayloansrnm.com/ payday loans
qftckcq http://paydayloansnxp.com/ no credit check payday loans
コメントする