2011年4月の読了本まとめ
2011年5月12日 21:29
恐竜再生 |
ジャック・ホーナー、ジェームズ・ゴーマン著。 ホックス遺伝子のような成長シグナル伝達因子をどうにかすることで、ニワトリを胚発生の段階でいじくって「恐竜の(ような)姿をした鳥」を生み出せないかという試み。 本題に入るまでの前置きが冗長に感じたが、非常に興味深い内容だった。 『ジュラシックパーク』的なアプローチ以外にも、恐竜を現代に蘇らせる道があり得るというのは想像しただけでワクワクする。 終盤の、研究の倫理的側面については、避けて通れないんだろうけど、個人的には蛇足に感じたかな。 4月5日読了。 |
告白 |
湊かなえ著。 かなりの話題作なので、ついつい斜に構えて読み始めちゃったけど、素直に面白いと思える作品だった。 特に第一章の完成度は見事。 これだけでも短編として綺麗にまとまってるんじゃ。 全体を通しての構成も、第一章を拡大したような感じになっているし。 各章で視点の異なる一人称、という形式がうまく活きていて、人の主観は信用ならないということが表現されていたと思う。 特に美月のギャップは面白い。 あと、良くも悪くも一番生き生きと描かれていたのは直樹の母かなあ。 逆に一章の完成度が高い割に森口先生は全く内面が見えない。そこも魅力だけど。 4月6日読了。 |
スー 史上最大のティラノサウルス発掘 |
ピーター・ラーソン、クリスティン・ドナン著。 有名なティラノサウルスの全身化石スーの発見・発掘のエピソードと、その後のスーの所有権を巡る訴訟をはじめとするゴタゴタについての話。 ゴタゴタがあったらしいということは何となく何処かで聞きかじっていたけど詳細はさっぱり知らなかったので、興味を持って読み始めた。 でも結局訴訟云々の部分より、ティラノの生態研究に関する部分の方を興味深く読んでいたw 4月24日読了。 |
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コメント(10)
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