MySQL の update 文で inner join する

2009年4月25日 17:47 MySQL の update 文で inner join する

基本的な SQL 文は MySQL だろうが PostgreSQL だろうが、MS Access だろうが何だろうが、変わりはないんですが、一応メモ。

MySQL の update 文の中で inner join するには、以下のようにします。

update table1
inner join table2 on table1.id = table2.id
set table1.cellname1 = hoge
where table2.cellname2 = 'huga';

inner join については、PostgreSQLで複数のテーブルを結合して処理する方法に、詳しく書いています。

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『盲目の時計職人(旧題『ブラインド・ウォッチメイカー)』(リチャード・ドーキンス)の感想

相変わらずマイブームな、進化論とか遺伝子関係の書籍『盲目の時計職人』がめちゃくちゃ面白かったので、ちょっと感想を書いておきます。

『盲目の時計職人』は、以前読んだ『利己的な遺伝子』と同じく、リチャード・ドーキンス氏の著書です。

こういう進化論関連の書籍は、いくつか読んでみたんですが、僕のような門外漢にはなかなか難しい用語や概念が多くて、理解するのが大変なんですよね。
でも、ドーキンス氏の本は、比較的読みやすくて良いですね。

『利己的な遺伝子』同様、「これでもか」というぐらいに色んな比喩を多用して、僕のような門外漢にも理解できるように解説してくれるのが、ドーキンス氏の本の良いところかな、と思います。

本書『盲目の時計職人』も、やはり「自然淘汰」(自然選択)という仕組みについて、「これでもか」というくらい、くどいほど丁寧に解説している本です。
ただ、『利己的な遺伝子』とかを読んで、ある程度の基礎知識を持っているからこそ、スムーズに頭に入ってきた、という部分は多分にあるかとは思います。

特に圧巻だったのは、序盤の1~4章ですね。
もう目から鱗の連続というか、一文節読むごとに、うんうん、と頷いている自分がいました。
面白すぎ。

何億年という、我々人間にとっては想像を絶する、永い永い時間の流れの中で、ゆっくりゆっくりと、生物の進化に影響を及ぼしていった、「自然淘汰」という存在を、くどいくらいに様々な方向から、解説してくれています。

「目」とか、蝙蝠の超音波によるレーダーとか、アリをはじめとする社会性昆虫の複雑な社会構造とか、そういった、一見すると偶然に生まれたとは思えない、生物の持つ奇跡のような仕組みの成り立ちを、納得のいくように解説してくれるのは、圧巻の一言。

というか、「一見すると偶然に生まれたとは思えない」とか書きましたけど、「自然淘汰」にさらされて進化した機能、というのは、イコール偶然ではなく、ある意味必然的にそういう風に進化したものなのだ、ということですね。
そういう概念というか、そういうものを、この本を読んで、改めて理解できた気がします。

本書の後半は、ダーウィン的進化論とは対立する各説に対して、論理的に反証を提示して、 否定していっています。

この部分が、恐らく著者のドーキンスが一番伝えたかった部分なんでしょうね。

「進化論批判者」に対するアンチデーゼというか、「お前らが何となく雰囲気で捉えて批判している『進化論』は、お前らの脳内で勝手に作り上げた『脳内進化論』であって、本当の『進化論』はお前らの理論では論破できないぞ、というかむしろ逆にお前らの論理こそ『進化論』で論破できるぞ」

みたいな訴えが、行間からどんどん飛び出してくる感じ。

その部分は、正直僕にとっては「なんか著者が突然、見えない敵と戦い始めたぞ」的な印象でした。

でも実際、特にキリスト教の影響が強い欧米では、進化論に対する、生理的(?)な部分からくる反発は、僕ら日本人にはイメージできないくらい、根本的なところで、存在するんでしょうね。
日本でも、「進化論」に関して、漠然と、誤った解釈をしている人は、大量に(というかほとんどの人がそうかも)存在すると思います。
というか、僕自身も『利己的な遺伝子』と、本書『盲目の時計職人』を読んで、ようやく理屈で理解できた「ようなき気になっている」レベルですし。

なので、ドーキンスが、僕のような「業界人ではない人」から見ると、「見えない敵と戦っているみたい」と思うほど、必死にアンチ「進化論」な説に対して啓蒙しようとするのは、当然のことなのかもしれません。

とにかく、読んで良かったなぁ、と心から思える一冊でした。

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「ななつのこ」「魔法飛行」 - 加納朋子

今日は旧ブログから読書感想文の転載です。
以下、旧ブログから全文転載。


ななつのこ

表紙のイラストに惹かれて「ななつのこ」購入。
こういう癒し系な雰囲気のイラストに凄く惹かれたあたり、やっぱ疲れてるんだろうな(笑)。

で、昨日から読んでたんですが、最初の印象はあまり良くありませんでした。
雰囲気的には、スケールの大きくない「ご近所ミステリー」な感じの作品。 赤川次郎とか宮部みゆきあたりが得意そうなジャンルでしょうか(両者とも色んなタイプの小説を書いてらっしゃいますけど)。
個人的に、もともとミステリーはあまり読まない上に、 そういうタイプの軽い感じのミステリーはさらにあまり好みじゃないので「うーん......」って感じだったんですね。

ただ、一人称の割に斜め上から見下ろしたような妙に冷静な文体とか、 主人公の身に降りかかる事件と作中作の中で起きる事件との絡みの緻密さとか、惹かれる部分も色々あったので、 途中で投げずに読み続けたわけです。

で、読了しての感想。
私的名作入り決定。
これ、面白いです。話のスケールは小さいのに、深い。かなり深い。
超お勧め。

というわけで、今日の仕事帰りに続編の「魔法飛行」を買って帰りましたとさ。

 

魔法飛行

魔法飛行」読了。
普通に面白かったです。
ななつのこ」程のインパクトはなかったものの、 まあそれは続編ゆえに仕方がない部分もあるかな、と。

 
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正規表現の基本というかメタ文字とかのまとめ

正規表現のメタ文字とかのまとめです。備忘録として。

. (ドット/ピリオド)
任意の一文字。何でもマッチする。
X* (アスタリスク)
「X*」で、0個以上連続した X の意味。
X+ (プラス記号)
「X+」で、1個以上連続した X の意味。
X? (クエスチョンマーク)
「X?」で、0~1個の X の意味。
^X (これなんて読むの?)
「^X」で、X から始まる文字列ならマッチする。
X$ (ドル記号)
「X$」で、X で終わる文字列ならマッチする。
[XYZ]
「[XYZ]」で、X Y Z のどれか一文字にマッチ。
「[A-Z]」で、A~Z のどれか一文字にマッチ。
[^XYZ]
「[^XYZ]」で、X Y Z 以外の一文字にマッチ。
「[^A-Z]」で、A~Z以外の一文字にマッチ。
ABC|XYZ
「ABC|XYZ」で、ABC か XYZ という文字列にマッチ。
(ABC)
「(ABC)」で、一文字単位でなく ABC という文字列を扱える。
EFG(ABC|XYZ)HIK とか (ABC)+EFG みたいな感じで使う。
後で参照可能。
\1 ~ \9
上記の () で囲んだ部分にマッチした文字列を参照。
「^(ABC|XYZ)(DEF|UVW)\1\2$」 こたいな感じでやると \1 にはマッチした ABC または XYZ が、\2 にはマッチした DEF または UVW が入る。
X{3}
「X{3}」で 3回連続した X にマッチ。
X{5,}
「X{5,}」で 5回以上連続した X にマッチ。
X{3,5}
「X{3,5}」で 3~5回連続した X にマッチ。

以下はメタ文字とはまた別。

\d
数値文字。[0-9] と同義。
\D
数値文字以外。[^0-9] と同義。
\w
英数字と「_」(アンダーバー)。 [a-zA-Z0-9_] と同義。
\W
英数字と「_」(アンダーバー)以外。 [^a-zA-Z0-9_] と同義。
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ベッタベタのベストアルバム『B'z The Best ULTRA Pleasure』の感想

去年一年はちょっと B'z 熱が冷めてたので、去年出た B'z の二枚のベストアルバムは買ってなかったんですが、最近ようやく買ったので、久しぶりに全曲感想でも書いてみようかと思います。

というわけで、『B'z The Best ULTRA Pleasure』の感想です。

このベストアルバムは、B'z 結成二十周年記念ということで、過去から現在までの代表曲を集めたものですが、十年前に出た『B'z The Best Pleasure』と同様、ほとんどがシングル曲ばかりなので、正直僕にとっては聞き飽きた曲ばっかりですw

『Pleasure』は、曲順も考えて構成されていましたが、今回の『ULTRA Pleasure』は、単純に古い曲から新しい曲に並んでいるだけなので、わかりやすいけどちょっと面白みがないですね。

二枚組の CD で、一枚目が10年前の『Pleasure』が出た直前までに発売された曲ばかり、二枚目が、『Pleasure』以降の曲、という構成になっています。

ファンからは散々言い尽くされているかとは思いますが、あの中途半端な時期に発売された『B'z The Best Pleasure II』は一体なんだったんだろう、と、つくづく思いますねw

まあとにかく、そんなわけでベッタベタの定番シングル曲ばっかりを集めた、「B'z 入門編」には最適なベストアルバムかと思います。

 

The First RUN (Disc1)

  1. BAD COMMUNICATION -ULTRA Pleasure Style-
    1989年に発表された、B'zの最初期の代表曲。もう20年前の曲なんですね~。
    今聴いても全然古さを感じさせないのは、名曲の証ですね。
    20年経った今でも、B'z のライブでは定番曲で、その時その時によって、その時風にアレンジされてるのが楽しいです。
    このアルバムに収録されているのは、新録バージョンで、最近のライブで演奏されるときのアレンジに近い感じかな、と思います。
    オリジナルバージョンは非常にデジタルなダンスチューンって感じでしたが、このバージョンは正にロックバンドのライブ曲、という感じ。
    そして、曲の一番始めの女性の声は新録バージョンでもしっかり入ってるところに、こだわりを感じました。
  2. BE THERE
    1990年発表のシングル曲。確か、この曲がはじめてシングル曲でオリコン上位に入ったんでしたっけ。
    個人的には、B'z 最初期のデジタル系サウンドの集大成が、この曲かな、なんて勝手に思っています。
    イントロのつかみとか、サビのメロディとか、そのサビに入る直前の一小節とか、今聴いても完成度が高いなぁ、と思います。
    特にサビのメロディは、作曲した松本さんもお気に入りなのか、後年のいくつかの曲のギターのリフやバッキングに、似たフレーズを用いることもありますね。
  3. Easy Come, Easy Go!
    同じく1990年のシングル曲。このあたりから、デジタルっぽさがちょっとずつ抜けていきますね。
    この曲も結構ライブで演奏される回数が多いんじゃないでしようか。よく稲葉さんもアコギを抱えて演奏してますね。
    非常に爽やかな曲で、「あんまり力まずに気楽にやっていこう」的な歌詞がお気に入りです。
  4. LADY NAVIGATION
    1991年のシングル曲。翻って、またデジタルっぽさを前面に出した曲。
    確か、僕が本格的に B'z のファンになったのは、この曲が出た頃からだった気がします。
    この曲は化粧品の CM曲だったと記憶してますが、サビだけを抜き出して聴くと、めちゃくちゃかっこいいメロディなんですよね。
    ただ、何故か曲全体を通して聴くと、サビのメロディのかっこよさが薄れてしまう印象があります。
    Aメロ・Bメロのメロディも別に嫌いじゃないのに、なんでなんだろうか。
  5. ALONE
    同じく1991年のシングル曲。B'z 初期の傑作バラード曲ですね。
    聴いてるだけで、自然に壮大な夕焼けの空が思い浮かぶ、絶妙なメロディとアレンジだと思います。
    中学生くらいの時、カラオケでこの曲ばっかり歌ってたなぁw
    このアルバムに収録されているのは、イントロにコーラスの入っていないシングル版ですが、『IN THE LIFE』や『The Ballads ~Love & B'z』に収録されているアルバムバージョンの方が、お勧めです。
  6. ZERO
    1992年のシングル曲。B'z がデジタル系のダンスサウンドから、ライブ志向のバンドサウンドへとシフトし始めた、大きな転換点とも言える曲ですね。
    BAD COMMUNICATION と並んで、ライブの定番中の定番曲。
    シングル曲なのに、なかなかサビにならないあたりが、こだわりがあって好きです。
  7. いつかのメリークリスマス
    同じく1992年の曲。3バージョンありますが、これは『FRIENDS』や『B'z The Best Treasure』に収録されている、オリジナルバージョン。
    一度もシングルカットされていないにも関わらず、いつの間にかクリスマスの定番ソングの一つになってますね。
    メロディやアレンジももちろん良いですが、やっぱりこの曲はストーリー性のある歌詞が特筆すべき点かと。
    高校生の頃、モテたくてこの曲をピアノで弾き語りできるように必死で練習していたのを思い出しますw
  8. 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
    1993年のシングル曲。B'z のシングルで一番売れた曲であることもあって、超長い名前で有名ですね。
    200万枚以上売れたらしいですが、正直この曲の出来が良かった、というより、単にCDが馬鹿みたいに売れる時代だっただけ、という気はしますが。
    悪い曲だとはもちろん思わないけど、他の曲と比較して、「そこまで売れるほどの曲か?」と昔からずっと思っていますw
    カラオケで巧く歌いやすい、というのも支持されたポイントなんでしょうね。
  9. 裸足の女神
    同じく1993年のシングル曲。これも結構ライブで演奏されている印象があります。
    『Easy Come, Easy Go!!』と似た系統の、めちゃくちゃ爽やかな曲ですね。
  10. ねがい
    1995年のシングル曲。個人的に、1995年の B'z は神がかってたと思ってるんですが、95年発売のシングル曲が全てこのベストアルバムに収録されていることにも、それが現れている気がします。
    ちょっとジャジーなAメロから、いつもの B'z っぽい Bメロ、そしてめちゃくちゃかっこいいメロディのサビへ、と非常に完成度の高い曲だと思います。
    余談ですが、この曲の「赤から黄色 白から黒へ」の歌詞で、「赤色にどんな色を混ぜても黄色にはならない」ということを知りました。
  11. love me, I love you
    1995年のシングル曲2曲目。めちゃくちゃ好きな曲のひとつです。
    三連の軽快なリズムと、明るいようでところどころちょっと物悲しいメロディが、何とも言えずツボ。
    カラオケで何回歌ったことか......w
  12. LOVE PHANTOM
    1995年のシングル曲3曲目。言わずと知れた、名曲中の名曲ですね。
    この曲をはじめて聴いた時の衝撃は今でも忘れません。しばらく鳥肌が収まらなかったw
    マジでかっこよすぎです。
    あまりにも聴きこみすぎて、今ではその感動がさっぱり感じられなくなってしまったのが悲しいところではありますが......。
    『ZERO』以来、デジタル系の曲をあまり作らなくなった B'z ですが、この曲あたりから、時々思い出したようにデジタル系の曲も出すようになった気がします。
  13. ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
    1996年のシングル曲。
    『裸足の女神』と近い系統の曲ですね。こっちの方が、骨太な感じはありますが。
    あと、なにげにキーがかなり高くて、聴いててちょっと耳が痛くなる曲w
    個人的にはこの曲よりも、カップリング曲の『MOVE』を収録して欲しかったかな。
  14. Calling
    1997年のシングル曲。この曲も結構有名ですかね。
    定番のバラード曲を、デジタルなロックナンバーでサンドイッチにした、ギャグのような構成には、かなり驚きましたw
    それぞれのパートはめちゃくちゃ良い曲なんですが、繋ぎの強引さが気になってしょうがなかったです。
    今となっては、聴きこみすぎてなんの違和感も感じないんですけどね......。
  15. さまよえる蒼い弾丸
    1998年のシングル曲。
    シタールをうまく使って、ちょっとアジアンな雰囲気を醸し出している、かっこいい曲。
    今から考えると『THE CIRCLE』のベースはこの曲なのかなぁ、とか思ったりしてしまいます。
    この曲は確か、6弦ベースを使っているんですよね。なので低音が凄いです。そこがまた好み。

The Second RUN (Disc2)

  1. HOME
    こちらも1998年のシングル曲。10年前、『B'z The Best Pleasure』と『B'z The Best Treasure』の間に発売された曲ですね。
    凄くメロディ重視な曲なんですが、明るいとも暗いとも判断つきにくい曖昧な曲調が凄く好きです。
    間奏のギターソロも哀愁があって良いですね。
  2. ギリギリchop
    1999年のシングル曲。
    ダサ過ぎるタイトルとは裏腹に(笑)、これも名曲中の名曲ですね。
    まさに「ロック!」という感じで、めちゃくちゃかっこいいです。
    跳ね系のリズムもノリが良くて好きです。
    めちゃくちゃキーが高くてカラオケでは絶対に歌えませんw
  3. 今夜月の見える丘に
    2000年のシングル曲。
    この曲も結構有名かな? ドラマの主題歌だったと記憶してます。
    ちょっとひねくれた言い方をすると、「みんなが好きそうな切ない系のバラード曲を作りました」感に溢れた曲ですね。
    とは言え、バラード系の曲はあんまり聴かない僕の中でも、数少ない(こともないけど)お気に入りの曲です。
  4. juice
    同じく2000年のシングル曲。『今夜月の見える丘に』でいかにも一般受けしそうな曲を発表した次に、『juice』のようなバリバリの洋楽風ロックを出してくるあたりが興味深いですね。
    なんというか、正に洋楽「風」、という感じの曲で、多分 B'z の二人はこの曲はかなり気に入ってるんだろうなぁ、とか思います。僕も好きです。
  5. ultra soul
    2001年のシングル曲。この曲も有名ですね。
    ニコニコ動画でも「色んな曲の後ろに『ウルトラソウッ!』を無理やりつける」みたいなネタが一時流行ったりしてましたしw
    デジタル系の非常にかっこいいメロディの曲です。
    ただ、アウトロの小声の「ウルトラソウル」連呼はしつこいと思う(笑)。
  6. 熱き鼓動の果て
    2002年のシングル曲。
    非常に「夏」を感じさせる、爽やかな曲。Bメロのメロディが凄く好きです。
    ただ、何かが一歩足りない、ような印象の曲。
  7. IT'S SHOW TIME!!
    2003年のシングル曲。
    アップテンポのかっこいいデジタル系の曲。
    非常に完成度の高い、安定した名曲だと思います。
    ただ、『LOVE PHANTOM』レベルのインパクトがないのが残念。
  8. BANZAI
    2004年のシングル曲。発売当時の感想はこちら
    当時はあまり良い印象のなかったこの曲ですが、よく聴くとめちゃくちゃロックしていてかっこいい曲ですね、これ。
    今ではかなりお気に入りの部類に入る曲です。
    特にイントロの疾走感がたまりません。
  9. 愛のバクダン
    2005年のシングル曲。大好きな曲です。ロックさとポップさの同居具合が絶妙。
    比較的最近(と言ってももう4年も前の曲だけど)の曲なので、古い曲と比べて聞き飽きてないのもポイントが高いですね(笑)。
    ちなみに、発売当時の感想はこちら
  10. OCEAN
    同じく2005年のシングル曲。
    ここ数年では屈指のバラード曲じゃないでしょうか。
    タイトル通り、広大な海が連想される壮大なメロディとアレンジが良いですね。
    発売当時の感想はこちら
  11. 衝動
    2006年のシングル曲。ここ数年の B'z のシングル曲では、一番思い入れのある曲かもしれません。
    めちゃくちゃ好きな曲です。
    あまりに好きすぎて、結婚式の二次会で、新郎新婦の入場曲に使わせて頂きましたw
  12. SPLASH!
    2006年のシングル曲。ドエロい歌詞(笑)と、デジタルなアレンジと、トーキングボーカルっぽい歌詞の詰め込み感が良い感じ。
    メロディは相当シンプルなんですが、かっこいいよね。
  13. 永遠の翼
    2007年のシングル曲。
    発売された当初は、ありきたりなバラード曲だなぁ、と思ってたんですが、最近になって自分の中で評価が急上昇しました。
    というか、もしかしたら自分の音楽の嗜好がちょっとバラード寄りに広がったのかもしれないですね。
    シンプルなピアノで始まるイントロが非常に好みです。
  14. SUPER LOVE SONG
    同じく2007年のシングル曲。かっこいい曲ですよね~。
    『愛のバクダン』『衝動』と並んで、ここ数年のお気に入りのシングル曲です。
    「相乗効果でヨクなろう 同じベクトル持った僕ら無敵」という歌詞がめちゃくちゃ好き。
    発売当時の感想はこちら
  15. Pleasure 2008 ~人生の快楽~
    1991年に『LADY NAVIGATION』のカップリングとして発表された『Pleasure '91~人生の快楽~』の新録版。
    ライブの定番曲で、毎年二番の歌詞がちょっとずつ変わっていくのがお約束の超名曲ですね。
    10年前の『B'z The Best Treasure』にも『Pleasure '98~人生の快楽~』として収録されていましたが、'98 と比較して、ちょっと音が柔らかくなったかなぁ、という印象があります。
    ギターアレンジは今回の2008の方がかっこよくて好きですね。

以上、全30曲。書くの結構疲れました......。

こうやって書いていくと、B'z の歴史を振り返ると同時に、各曲が発表された頃、自分がどんなことをしていたか、とかも思い出して、なんだか楽しかったです。

とりあえず、有名な曲とかライブでの定番曲ばっかりのアルバムなので、とりあえず B'z の有名曲を一通り聴いてみたい、という需要にはぴったりマッチしているんじゃないでしょうか。

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「The S.O.U.P.」 - 川端裕人

2009年4月 6日 23:59 「The S.O.U.P.」 - 川端裕人

今日は旧ブログから読書感想文を転載。

以下、旧ブログに掲載していた5年前の文章そのままです。


読了前

昼休み、会社の近所の本屋をぶらぶらしてたら「The S.O.U.P.」なる小説が目についた。
帯のコピーが『ぼくらは、「ゲド戦記」や「指輪物語」のような物語を作りたかっただけなんだ――。』
ちょっと惹かれる。
1ページ目を開いてみる。
創世神話の最初の一節っぽく「はじめに、神はARPANETを創造した」から始まるインターネットの創世記っぽい文章。
この文は何か元ネタあるみたいですが、それはともかく、無性に惹かれて購入。

ネットを舞台にした小説って、数年前に何冊か読んだことあるんですが、 どうも読んでて恥ずかしくなるものが多い印象がありました。
いちいちちょっとした用語に、素人にでもわかる解説をそれとなく入れてみたりしてるけど、 逆にその解説のせいで場が白けるというか何と言うか。
例えば、小説の1シーンで登場人物が電話をかけるシーンがあったとして、 作内で「電話というのは遠隔地にいる人間とも会話できる手段で云々」とか説明されたらきっと誰でも白けることでしょう。 それと似た感覚かな? ちょっと違う気もする。
しかもその解説が的外れがちだったりとか。
あと、ホラー物とかの種明かしにネットをネタに使うと「ありえねー」の一言と共に一気に冷めてしまうような。
まあ、これは多分、代わりに例えば医学的なネタを使った時に医学に詳しい方が「ありえねー」と感じるのと同じかな?
らせん」のリングウィルス関連ネタとか、 素人の私には「ふーん、なるほど」程度の感想でしたけど、ちょっと専門的な知識のある人だと「おいおいそりゃ無茶だよ」 という感想を持たれたりするみたいですし。

で、この「The S.O.U.P.」。
マジお勧め。
いや、まだ途中までしか読んでないんですが。
冒頭からいきなり「DoS攻撃」だの「SNMPサーヴィスを要求」だの専門用語の応酬。
わざわざ白けさせるようなくどい解説もなく(解説自体はそれなりにありますけど)、逆にスムーズに読めました。
性善説に乗っかっているインターネット上で自分のIPアドレスをさらけ出すことの危険性を、「ゲド戦記」になぞらえて「IPアドレスは、真の名」 と例えるのは、うまいなぁと思った。
もしかしたら使い古された比喩なのかも知れませんが、なんか目から鱗な気分でした。

けど、いきなりこれだけ専門用語の応酬だと、多少知識のある読者じゃないとさすがにひくのかなぁ。
私の場合、大好きな「屍鬼」で、 敏夫が屍鬼やその被害者の血液に対する見解を医学的な言葉で延々語るシーンとか「なんかよくわからんけど、 とりあえず異常な状態なんやね」程度で流して読んだりしてましたし、そういう読み方で充分なんでしょうね。

とりあえず、「ファンタジー好き」「ゲーム好き」「ネット好き」のうち二つ以上当てはまる人は、 読んでみて損はないんじゃないでしょうか。
って読了する前にそんなこと書いて良いのか?

読了後

The S.O.U.P.」読了。
うーん結局、かなり面白い「良作」ではあったけど「名作」とは感じなかった。
小説の中の世界に「広さ」はとても感じられたけど「深さ」が感じられなかったというか。
扱った題材にも起因する問題だと思うんですが、ちょっと作り話感が強すぎてリアリティに欠けた印象でした。
端から作り話前提のホラー物とかファンタジー物とは違って、もろに現代劇だからなぁ......。
黒祠の島」で浅緋の登場で一気に冷めたのも、 同じ理由ですね。
とは言え、普通にお勧めできる作品でした。

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さくらのレンタルサーバでメール受信時にスクリプトを起動させる方法

以前、メール受信時に perl スクリプトを起動して自動処理させる方法とかメール受信時に PHP スクリプトを起動して自動処理させる方法なんかを書きましたが、今回は、具体的に特定のレンタルサーバー(さくらのレンタルサーバ)で、メール受信時にスクリプトを起動させる方法を書いてみようと思います。

自分のアカウントのメールアドレスを確認する

さくらのレンタルサーバのサービスで、普通にメールアカウントを追加しても、メールサーバーとWebサーバーが分かれているため、そのままではメール受信時にWebサーバー上のスクリプトを起動させることができません。

しかし、さくらのレンタルサーバでは、申込時には通知されませんが、Webサーバーアカウントに対して、ひとつメールアドレスが発行されています。
このアドレスを使用して、受信時にスクリプトを起動させることができます。

というわけで、そのWebサーバーアカウントに割り当てられた、自分のメールアドレスがどんなアドレスなのか確認する方法を説明します。

まず、コントロールパネルにログインします。
「サーバ情報の表示」⇒「サーバに関する情報」と進むと、以下のような画面が表示されるかと思います。

さくらのサーバ・コントロールパネル1

一部画像を修正してありますが、こんな感じの画面が表示されます。

今回必要となる情報は「ホスト名」の部分です。
「www.****sakura.ne.jp」(****は数字)と表示されているかと思います。

これが本来の Webサーバーのホスト名になります。
このホスト名の前に、自分のサーバーアカウント名(FTP や SSH でログインする際に使用するユーザー名)と @(アットマーク)をつけたものが、あなたの Webサーバーのメールアカウントになります。

例えば、Webサーバーのホスト名が「www.9999sakura.ne.jp」で、サーバーアカウント名が「abetatsuya」なら、メールアドレスは「abetatsuya@www.9999sakura.ne.jp」になります。

 

Webサーバーのメールアドレスに転送するためのメールアカウントの作成

上記で確認したメールアドレスを、直接スクリプト同様のメールアドレスとしてもいいのですが、Web上に公開しているサービスで、メールから起動するスクリプトを使うような場合は、このアドレスを公開するのはあまりお勧めできません。

別にスクリプト起動専用のメールアドレスを作成して、そのアドレスから、上記の Webサーバーのメールアドレスに転送するようにしておくのが無難かと思います。

というわけで、再びさくらのレンタルサーバのコントロールパネルに入り、「メールアドレスの管理」から一つメールアカウントを作成し、そのアカウントから「xxxxx@www.****sakura.ne.jp」に転送するように設定しておきましょう。

スクリプトのパーミッションの変更

実際にメール受信時に起動されるスクリプトのパーミッションを変更しておきましょう。

オーナーに実行権限が必要なので、「700」とか「755」とかにしとけば良いかと。

.forward の設定

SSH でログインし、vi 等で ~/.forward を以下のように編集します。

| /home/userame/dirname/scriptname

「|」(縦棒)を書いて、半角スペースを入れて、起動するスクリプトをフルパスで書けばOKです。

以上で設定は完了です。
コントロールパネルで作成したメールアドレス宛にメールを送れば、用意したスクリプトが起動されるはずです。

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読んだ本、読みたい本でつながるSNS&ライフログサービス『読書メーター』

僕はどちらかと言うと、どんなことでもログ(記録)に残しておくのが好きな性格なので、このブログをやってる、という面があります。

なので、自分が今までどんな本を読んだか、そしてどんなことを思ったか、とかを残しておきたい、なんてことを思うわけですね。

それで、今までにも何度か書評ブログ的なものを始めて、読んだ本とその感想を逐次記録してみたりもしたんですが、読んだ本の内容の本格的なアウトプットって、結構時間と労力を使うので、書評専門のブログは何度始めても、長続きしませんでした。

そんな僕には、つい先日見つけたWebサービス『読書メーター』はぴったりなのかもしれません。

『読書メーター』は、自分の読んだ本・今読んでる本・読みたい本・積んでる本をどんどん登録して、その本に対するコメントを残したりするサービス。

今までに自分が読んだ本が一目でわかったり、自分が読んだ本の、他の人によるコメントが簡単に読めたりするのはもちろんのこと、自分と似た読書傾向を持つ他のユーザーと繋がったりできるかもしれないSNS的な要素も持ってる、楽しげな仕組みです。

ブログパーツも用意されていて、自分の読書量を棒グラフで表示したり、今読んでる本や、最近読んだ本を画像つきで表示できたりします。

というわけで、試しにこのブログの右メニューに(さりげなく3カラム化してみました)、今読んでる本と、最近読んだ本のブログパーツをつけてみました。

というわけで、この『読書メーター』、自分の読んだ本をとりあえず記録していきたい、という人にはなかなかお勧めな気がします。

ちなみに、姉妹サイト的な存在で、自分のプレイしたゲーム、今プレイしてるゲーム、プレイしたいゲーム、積んでるゲームを記録できる、『ゲームメーター』というサービスもあります(当然、ゲーム好きの僕はこちらも始めてみました)。

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メール受信時に PHP スクリプトを起動して自動処理させる方法

以前、メール受信時に perl スクリプトを起動して自動処理させる方法という記事を書きましたが、それのPHP版です。

上記のエントリでも書いていますが、メール受信時に何らかの処理を行なうプログラムを作る場合、

  1. 特定のメールアカウントにメールが届いた際に、何らかのプログラムが起動するように設定する
  2. そのプログラムを書く

という2つのステップが必要ですが、そのうち1番目のステップに関しては、perl だろうが PHP だろうが、全く関係ありません。
なので、1ステップ目のメールサーバー側の設定に関しては、メール受信時に perl スクリプトを起動して自動処理させる方法を参照してください。

メールを処理する PHP スクリプトの書き方

PHP というと、Webアプリケーションに特化した言語、というイメージがありますが、もちろん perl と同じように、シェル的な使い方もできます。

メールを受け取った PHP スクリプトで、標準入力の内容を読めば、メール受信時の処理を行なえます。

ちなみに PHP の場合、PEAR の Mail_Mime というパッケージを使うと、メール受信時の処理が非常に簡単になります。

PEAR については、さくらのレンタルサーバーに PEAR をインストールするも参考にどうぞ。

#-- PEAR の Mail/mimeDecode.php を読み込む
require_once 'Mail/mimeDecode.php';

#-- メールデータ取得
$params['include_bodies'] = true; 
$params['decode_bodies']  = true; 
$params['decode_headers'] = true; 
$params['input'] = file_get_contents("php://stdin"); // 標準入力
$params['crlf'] = "\r\n"; 
$mail_data = Mail_mimeDecode::decode($params); 

#-- From フィールドの取得
$FromAddress = $mail_data->headers['from']; 

#-- To フィールドの取得
$ToAddress = $mail_data->headers['to']; 

#-- Subject フィールドの取得
$Subject = $mail_data->headers['subject'];
$Subject = mb_convert_encoding($Subject,"UTF-8","JIS");

#-- 本文の取得
$MailBody = $mail_data->body;
$MailBody = mb_convert_encoding($MailBody,"UTF-8","JIS");

後は、取得したデータを元に、色々処理すれば良いです。

なお、添付ファイルつきのメールの場合、本文を上記の方法で取得できないと思います。あくまでテキストメールの場合の例ですので悪しからず。

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月光

2009年4月 2日 23:33 月光

旧ブログからの自作曲紹介。今回でラストです。
またそのうち曲作ろうかな。

というわけで、以下、旧ブログからの文章の転載です。


MIDI作成の勉強を始めた当初、「夢魔」と「秋桜~cosmos~」のリメイクをした後、完全な新曲も一曲作ろうと思って作り始めたのがこの曲です。
MIDI作成を覚えてすぐだったので、やりたいことをつめこんだら収拾つかなくなってしまって、 どうしようもないので一旦寝かせるつもりでいたら、気がつくと三年近くも経っちゃってました。
メロディやコード等のデータはHDD破損した前のPCの中に眠っていたので、記憶だけを頼りに再度作りなおしました。
ある程度、タイトルのイメージ通りの曲に仕上がったかなと、それなりに満足しています。

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さくらのレンタルサーバーに PEAR をインストールする

PEAR とはPHP Extension and Application Repository の略で、PHP のライブラリが色々入っているパッケージ群です。

さくらのレンタルサーバーには、一応 PEAR は入ってるみたいですが、用意されているパッケージが少ないので、もともと用意されているライブラリ以外のものを使いたい場合は、自分のサーバー領域にローカルコピーをインストールする必要があります。

というわけで、さくらのレンタルサーバーに PEAR をインストールする手順のメモです。

1. SSH でサーバーにログインする

SSH でサーバーにログインします。

2. 設定ファイルの作成

以下のコマンドで、PEAR のローカル設定ファイルを作成。

pear config-create /home/user/pear .pearrc

user」の部分はもちろん自分のユーザー名にすること。

3. .cshrc にパスを追加する

vi か何かで .cshrc を開き、「set path」の行に、以下を追加する。

~/pear/bin

4. PEAR のインストール

以下のコマンドで、ホームディレクトリに「pear」というディレクトリが作られ、パッケージが保存できるようになります。

pear install -o PEAR

5. 追加したいパッケージのインストール

続いて、自分が使いたいパッケージをインストールします。

例えば、Mail_Mime が使いたければ、

pear install Mail_Mime

とやればOK。

6. パッケージのリストを確認

以下のコマンドで、インストールされている PEAR パッケージのリストが確認できます。

pear list

これで、先ほどインストールしたパッケージ(前述の例では Mail_Mime)が一覧に表示されていれば、完了です。

7. 実際に PHP スクリプト内で PEAR を使うとき

普通なら、

require_once ("Mail/mimeDecode.php");

みたいな感じで、使用するパッケージを指定しますが、そのままだとパスが通っていないので、 include_path に「/home/user/pear/php」を追加するか(未確認)、以下のようにフルパスでパッケージを指定すればOKです。

require_once ("/home/user/pear/php/Mail/mimeDecode.php");

参考: Manual :: 共有ホストでの PEAR のローカルコピーのインストール

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