MySQLのUNIX_TIMESTAMP関数を使って日付・時刻データを効率的に扱う方法
2007.09.08
error この記事は最終更新日から17年以上が経過しています。
MySQLでデータを取り扱う際、日付・時刻関連のデータはdatetime型で管理するようにしています。
(余談ですがPostgreSQLではtimestamp型を使っているので、MySQLをはじめて使ったときに、何も知らずに同じようにtimestamp型を使って痛い目にあった経験があります......)。
datetime型で保存したデータは「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」という形になるわけですが、いざこのデータをperlやPHPで取り扱う、となった際に、そのままの形だと単なる文字列なので、比較処理や加算・減算なんかをする時にちょっと面倒なんですよね。
一度UNIX TIME(1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数)に戻してから処理をするのが一般的です。一手間かかるわけですね。
しかし、MySQLには非常に便利な「UNIX_TIMESTAMP」という関数があって、あっさりとその問題を解決できます。
例えば、テーブル「customer_data」から、顧客の生年月日を格納したフィールド「birthday」のデータを取り出す際、通常なら、
select birthday from customer_data;
という風にやるわけですが、これだと取り出したデータは「1976-05-06 12:34:56」みたいな感じになってます。
そこでUNIX_TIMESTAMP関数を使って、
select unix_timestamp(birthday) as u_birthday from customer_data;
とやると、取り出したフィールド「u_birthday」のデータは「200201696」という感じで、1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数(この例の場合は1976年5月6日 12:34:56までの経過秒数)になります。
逆に、UNIX TIMEで保存したデータを、datetime型に変換するための「FROM_UNIXTIME」という関数もあります。
こちらは、「200201696」のような形で保存されているデータを取り出す際に、
select from_unixtime(u_birthday) as birthday;
とやれば、「1976-05-06 12:34:56」という風に変換されて出てきます。
PHPとOpenAI APIで簡単なチャットシステムのコードを書いてみた
2023.04.13
PHPとOpenAI APIを使ってチャットボットを作成し、ユーザーとAIが対話できる基本的なプログラムを紹介します。サーバーに保存したチャット履歴を基に、APIから取得したレスポンスをデータベースに記録し、チャット形式で対話を進めていくサンプルコードを用意しました。
PHPでMySQLに接続してデータを取得する基本テンプレ
2023.04.11
PHPでMySQLに接続し、データを取得する基本的な手順のテンプレ。mysqli拡張を使用したデータベース接続から、SQLクエリ実行、結果の取得までの処理を掲載しています。
INNER JOINとLEFT JOINの違いを理解する
2023.04.09
SQLでのテーブル結合には、主にINNER JOINとLEFT JOINがありますが、これらの違いを理解することは重要です。この記事では、二つのテーブルを使用して、それぞれの結合方法を実行した結果を比較し、INNER JOINがどうデータをフィルタリングし、LEFT JOINがどう欠損データも取得するかを解説します。
perlでMySQLを操作する基本的なテンプレート
2023.04.08
perlでMySQLデータベースを操作するための基本的なテンプレートを紹介します。DBIモジュールを使用してデータベースに接続し、SQLクエリを実行する方法を解説。