技術資料

Movable Typeでデバッグモードを設定してmt.cgiの処理をトレースする方法

作成日:2025.03.03

Movable Typeのデバッグモードを活用して、mt.cgiの処理を詳細にログ出力する方法を紹介します。デバッグモードの設定方法や、各モードの詳細、セキュリティ上の注意点についても説明します。

Movable Type のプラグインを開発している時などに、mt.cgi がどういう処理を行なっているかトレースしたいケースは多々あるかと思います。

そんな時に便利なのが、MTのデバッグモードの設定です。デバッグモードを有効にすると、mt.cgi がどのような処理を行なっているかを詳細にログに出力してくれます。

デバッグモードの設定は、MTの管理画面から行なえます。

「システム」⇒「設定」⇒「全般」を開き、「デバッグモード」の項目に数値を入力して保存することで、デバッグモードが有効になります。

デバッグモードの数値は、以下の通りです。

  • 1: デバッグメッセージを表示する
  • 2: スタックトレースメッセージ
  • 4: Data::ObjectDriver でどのようなクエリが発生したか
  • 8: 構築に 1/4 秒以上かかったテンプレートのレポート
  • 128: アップレベルのリクエスト/レスポンス情報の標準エラーへの出力

上記を組み合わせて利用します。

例えば、デバッグモードに7を指定すると、デバッグメッセージを表示(1)と、スタックトレースメッセージ(2)と、Data::ObjectDriver で発生したクエリ(4)が出力されます。

参考: DebugMode - 環境変数リファレンス | CMSプラットフォーム Movable Type ドキュメントサイト

なお、デバッグメッセージは、MTの画面最下部に出力されます。

デバッグモードを無効にするには、「デバッグモード」の項目に0を入力して保存します。

デバッグモードを本番環境で使用する際は、セキュリティリスクに注意してください。デバッグメッセージには機密情報が含まれる可能性があるため、デバッグモードは開発環境でのみ使用することを推奨します。

この記事を書いた人

※上が私です。

奈良市を拠点に、25年以上の経験を持つフリーランスWebエンジニア、阿部辰也です。

これまで、ECサイトのバックエンド開発や業務効率化システム、公共施設の予約システムなど、多彩なプロジェクトを手がけ、企業様や制作会社様のパートナーとして信頼を築いてまいりました。

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