phpPgAdmin導入メモ
今回も旧ブログから記事を引っ張ってきました。
2年半以上前の記事ですが、まあ何かの参考にはなるかな、と。
というわけで、以下は過去に使っていたレンタルサーバーでの phpPgAdmin のインストール手順のメモです。
1. はじめに
phpPgAdminは、PostgreSQLデータベースをGUIで操作するためのWebアプリケーションです。名前の通り、プログラム本体はPHPで記述されていますので、PHPの動作する環境でないと使えません。
このphpPgAdminのことは以前から知っていたのですが、今までSSHでサーバーにログインしてコマンドラインからpsqlを起動しての管理に特に不便を感じていなかったことと、インストールがめんどくさそう、という理由から導入は見送っていました。
が、つい先日別のWebサーバーでphpPgAdminを使う機会があって、その想像以上の操作の便利さに導入を決めました。
以下はこのサイトで使っているレンタルサーバーでのphpPgAdmin 3.5.3の導入手順です。
※ちなみに、同じようにPHPで記述されたMySQL管理用のWebアプリケーション「phpMyAdmin」というのもあります(というかこっちの方が有名かも)。
2. phpPgAdminのダウンロード
phpPgAdmin公式サイトより、ソースコード本体をダウンロードします。
3. config.inc.php の編集
ダウンロードしたファイルを解凍し、 conf/ ディレクトリを開きます。
config.inc.php-dist というファイルがあるので、同一ディレクトリ内に config.inc.php という名前でこれのコピーを作ります。
※config.inc.php-dist は設定ファイルのデフォルトの状態が記述されたファイルなので、万が一のために残しておく方が良いかと思われます。
コピーした config.inc.php をテキストエディタで開き、下記のように編集しました。
// データベース名を自分の使用しているものに変更 $conf['servers'][0]['defaultdb'] = 'template1'; ↓ $conf['servers'][0]['defaultdb'] = 'amethyst'; // 画面に表示される言語を英語から日本語に変更 $conf['default_lang'] = 'english'; ↓ $conf['default_lang'] = 'japanese'; // レンタルサーバーを利用しているため、他のユーザーアカウントのDBが見えてしまうと // 邪魔&色々困るのでownerが私になってるものだけ表示するように設定 $conf['owned_only'] = false; ↓ $conf['owned_only'] = true;
4. ひたすらアップロード
編集した config.inc.php を含む全ファイルをアップロードします。
5. Basic認証の設定
自分以外の人間にphpPgAdminでDBをいじられるととっても困るので、phpPgAdminをインストールしたディレクトリにBasic認証をかけておきます。
Basic認証のかけ方は.htaccessによるBasic認証のかけ方等を参照。
6. 動作確認
phpPgAdminをインストールしたディレクトリの index.php にアクセスします。
ログインフォームが表示されるので、PostgreSQLのユーザー名とパスワードを入力し、ログインできればインストールは正常に完了しているかと思われます。
後はお好きなように。
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