技術資料

PHPでExcelファイルを読み込む方法—PHPExcelライブラリを使った簡単な手順

作成日:2012.04.17

PHP

ExcelファイルをPHPで読み込む方法を解説します。PHPExcelライブラリを活用し、Excel2007やExcel95のファイルを簡単に読み込むことができます。シートごと、行ごと、セルごとにデータを取得し、連想配列に格納する方法を具体的なコード例で説明しています。

error この記事は最終更新日から14年以上が経過しています。

かーなり前にperl や PHP で Excelファイル(xlsファイル)を簡単に出力する方法ということで、ちょっと裏技的なExcelファイルの出力方法をご紹介しました。

今回は、逆にPHPでExcelファイルを読む方法の紹介です。

PHPExcel をダウンロードする

ExcelファイルをPHPで読み込むには、PHPExcelというライブラリを利用するのが楽です。

というわけで、以下のサイトから PHPExcel をダウンロードしましょう。

PHPExcel

解凍すると色々ファイルが出てきますが、「Classes」ディレクトリ内のファイルがライブラリ本体です。
Classesディレクトリを、どこかに置きましょう。

PHPExcel をインクルードする

設置したClassesディレクトリ内のライブラリをインクルードします。

include_once './Classes/PHPExcel.php';
include_once './Classes/PHPExcel/IOFactory.php';

Excelファイルを開く

以下のようにしてExcelファイルを開きます。

#-- Excelファイル名
$xlsFile = 'yutyrannus.xls';

#-- Excel2007のファイルの場合
$xlsReader = PHPExcel_IOFactory::createReader('Excel2007');
#-- Excel95のファイルの場合
$xlsReader = PHPExcel_IOFactory::createReader('Excel5');

#-- Excelファイルを読み込む
$xlsObject = $xlsReader->load($xlsFile);

Excelファイルを読んでいく

Excelファイルをシートごと、行ごと、セルごとに読んでいくには、以下のようにします。

#-- シートごとに読んでいく
for ($i = 0; $i < $xlsObject->getSheetCount(); $i++) {
	$xlsObject->setActiveSheetIndex($i);
	$xlsSheet = $xlsObject->getActiveSheet();
	#-- シート名
	$sheetTitle = $xlsSheet->getTitle();
	$j = 0;
	#-- シートの行ごとに読んでいく
	foreach ($xlsSheet->getRowIterator() as $row) {
		$xlsCell = $row->getCellIterator();
		$xlsCell->setIterateOnlyExistingCells(true);
		$k = 0;
		#-- 行のセルごとに読んでいく
		foreach ($xlsCell as $cell) {
			#-- 「シート名・行番号・セル番号」の連想配列にセル内のデータを格納
			$data[$sheetTitle][$j][$k] = $cell->getCalculatedValue();
			$k++;
		}
		$j++;
	}
}

上記のコードで、$data という連想配列に、シート、行、セルごとのデータが格納されます。

PHPでのExcelファイル操作にお困りではありませんか?

PHPのWebアプリケーションでExcelファイルを操作するシステムについて、実務での導入やカスタマイズのご相談を承っております。

例えば、特定のシートやセル範囲のデータ抽出、データベースへのインポート処理、既存システムとの連携など、具体的なニーズに合わせた開発支援が可能です。お気軽にご相談ください。

mail ご相談・お問い合わせはこちらから 

この記事を書いた人

※上が私です。

奈良市を拠点に、27年以上の経験を持つフリーランスWebエンジニア、阿部辰也です。

これまで、ECサイトのバックエンド開発や業務効率化システム、公共施設の予約システムなど、多彩なプロジェクトを手がけ、企業様や制作会社様のパートナーとして信頼を築いてまいりました。

【制作会社・企業様向けサポート】
  • 専任エンジニアのいない企業様に対するシステム面の不安を解消
  • 柔軟な契約形態や短納期での対応により、急なニーズにも迅速にサポート
  • システムの企画段階から運用まで、ワンストップでのサービスを提供

Webシステムの開発やサイト改善でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。小さな疑問から大規模プロジェクトまで、最適なご提案を心を込めてさせていただきます。

ぜひ、プロフィールWeb制作会社様向け業務案内一般企業様向け業務案内もご覧くださいね。

mPDFで日本語PDFを生成する:フォント登録・改ページ・レイアウト崩れの確認ポイント

2026.09.23

PHPからmPDFで日本語を含むPDFや帳票を生成する際に、Noto Sans JPなどのフォントをプロジェクト側で登録する方法、fontDir・fontdata・tempDirの設定、HTML/CSSの制約、改ページや長い文字列の扱いを解説します。Linuxや本番環境で起きる文字化け・レイアウト崩れを、PHP拡張、フォント、権限、入力HTMLの観点から切り分ける手順も紹介します。

mPDF PHP

LaravelのArtisanコマンドを本番運用する:冪等性・二重実行防止・再実行の設計

2026.09.22

LaravelのArtisanコマンドでデータベースを更新する処理を、本番環境で安全に運用するための考え方を整理します。商品在庫の一括更新を例に、冪等性、dry-run、チャンク処理、トランザクション、二重実行防止、失敗後の再実行、ログや終了コード、実行前後の確認手順を紹介します。

Laravel PHP

PHPでDMARC集計レポート(XML)を解析する:SimpleXMLでSPF・DKIMの結果を配列化

2026.09.21

Googleなどのメール受信サービスから届くDMARC集計レポート(XML)をPHPのSimpleXMLで読み込み、report_metadata、policy_published、複数のrecordから送信元IP、件数、disposition、SPF・DKIMの結果を配列へ変換する方法を解説します。欠損項目やXML解析エラー、名前空間、UNIXタイムスタンプの日時変換も扱い、後続の画面表示や保存処理へ渡せる構造を作ります。

DMARC PHP

PHPのcURLで外部API連携を実装する:HTTPメソッド・認証・エラー処理を共通化

2026.09.20

PHPのcURL拡張を使い、GET・POST・PUT・PATCH・DELETEのHTTPリクエストを送信する方法を解説します。APIキーやBearerトークンの扱い、タイムアウト、通信エラーとHTTPエラーの分離、JSONレスポンスの解析までを共通関数にまとめます。

PHP

阿部辰也へのお仕事の依頼・お問い合わせ

軽いご相談もお気軽にどうぞ!

個人情報の取り扱いについて *必須 プライバシーポリシーをご確認いただき、同意いただける場合は「同意する」にチェックをしてください。

keyboard_double_arrow_up
TOP