php.iniの設定を.htaccessで変更する。
PHPスクリプトの各種挙動に関する設定は、php.iniという設定ファイルによって、Webサーバー単位で管理されています。
複数のユーザーが利用しているレンタルサーバーの場合、各ユーザーが自分の都合によってphp.iniの設定を書き換えるようなことは、基本的にはできません。
そういうケースで、各ユーザーがphp.iniの設定とは異なる設定で、PHPを動かしたい場合、.htaccessを利用することで、それが実現できます。
PHPを置くディレクトリの.htaccessに、
php_flg なんとかかんとか on
とか、
php_value うんともかんとも ほげ
とかやります。
今までに世話になった項目としては、以下のようなものがあります。
php_flag magic_quotes_gpc Off
PHP側で、フォーム等から入力された引用符(ダブルクォーテーション「"」やシングルクォーテーション「'」)に対して、自動でバックスラッシュ「\」を頭につけてエスケープする処理が効いていた時に、その設定をオフにするために使いました。
php_flag output_buffering Off php_value default_charset EUC-JP php_value mbstring.language Japanese php_flag mbstring.encoding_translation On php_value mbstring.http_input auto php_value mbstring.http_output EUC-JP php_value mbstring.internal_encoding EUC-JP php_value mbstring.substitute_character none
基本的に文字コードeucでPHPを動かすことが多かった頃、そのレンタルサーバーのデフォルトの文字コード設定がeucではなかったために、フォームから受け取った文字が化けまくった際に、この辺を指定したら直ったことがありました。
php_flag display_errors On
PHPのエラー表示機能がオフになっている設定のサーバーで、デバック時だけエラーを出したい、なんて時に頻繁に世話になります。
今回は以上で。
またネタに詰まった時にでも、続きを書きます。
- 関連するブログ記事
-
- 現在位置
- TOP > Web制作技術 > PHP > php.iniの設定を.htaccessで変更する。
- 前のブログ記事
- MySQLにdatetime型で保存したデータをUNIX TIMEで取り出すUNIX_TIMESTAMP関数 [2007年9月 8日 03:56]
- 次のブログ記事
- 世界遺産ナスカ展を見に、京都文化博物館に行ってきました [2007年9月10日 06:00]
コメント(9)
始めまして。
hetemlではphp.ini設定が簡単にできるようになっていますが、複数サイトを運営しているとどうしても文字コードに関する問題が悩みのタネです。
WordPressの文字コードをどうしても変えなければならなかったのですが、この方法でうまくいきました。
非常に参考になりました。
> ゆうさん
コメントありがとうございます。
こんな走り書きみたいなエントリでも、必要な人のお役に立てたようで、良かったです。
mhfymto http://paydayloansqxn.com/ money mutual
df
Michael Kors Sale http://www.andreaseigel.com/bin01/mk.html
xopxwzvp http://paydayloanshsi.com/ quick quid
ilmavlv http://paydayloansrnf.com/ payday loans
zwtwvufy
eqnagnw vslebmbz
grljdzk [url=http://dkshgu.com/]bspils[/url]
コメントする