Movable Typeの再構築をバックグラウンドで行う方法—MTRebuildQueueプラグインの活用
作成日:2010.04.06
Movable Typeでの再構築に時間がかかりすぎてストレスを感じている方必見!MTRebuildQueueプラグインを使って、再構築処理をバックグラウンドで実行する方法を紹介します。これにより、サイト運営がスムーズになり、管理画面での待機時間が大幅に短縮されます。
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Movable Type を利用して大量のページが存在するサイトを運営していると、再構築に非常に時間がかかってストレスが溜まりますよね。
そういう時の解決方法の一つとして「再構築処理をバックグラウンドで行う」という選択肢があります。
それを簡単に行なえるのが、MTRebuildQueue(MT4対応版)です。
上記サイトからプラグインをダウンロードしたら、MTのブログ管理画面からプラグインの項目を開き、以下のように RebuildQueue の設定を行ないます。
これでMT側の設定は完了。
続いて、サーバー側でこのRebuildQueueプラグインを、定期的にバックグラウンドで実行する設定を行なう必要があります。
crontabの設定方法などを参考に、「/mt/plugins/RebuildQueue/RebuildQueue.pl」を実行するよう指定しましょう。
以下は、10分毎にRebuildQueueを実行するようにする場合の例です。
*/10 * * * * /usr/local/bin/perl /home/tatsuya/mt//plugins/RebuildQueue/RebuildQueue.pl 1> /dev/null
これで設定完了です。
以降、MTで再構築ボタンを押すと、画面上では一瞬で再構築が終わります。
が、実際にはまだ再構築は行われておらず、再構築のキューが溜まっている状態になります。
そして、cronで設定した間隔で、溜まったキューを順番に処理し、再構築がバックグラウンドで行われていく、という仕組みになります。
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